短期的に売られ過ぎによる底値圏、売りと買いの需給の逆転にも注目!
<ここに注目!>
会社業績の進捗率が遅れていることから一時的に売り優勢の状況だが、短期的には下げすぎた株価位置にある。売りと買いの需給が逆転する陽線が底値圏で出たことから、下げ止まり感が強い。
前期実績と通期予想とで乖離はあるが、修正はしていないこともポイント。
<会社概要>
広島地盤の独立系コンビニ。自社食品供給と売上歩合ロイヤルティ制に特徴。「生活彩家」などもてがける小売業。都内にも展開中。
<ファンダメンタル分析> ☆☆☆☆ (5点満点中)
7月4日に発表された2015年2月期第1四半期の経常損益は-205百万円であるが、同日発表された業績予想によると通期の経常損益は前回予想を据え置き、419百万円を予想している。
進捗率は-48.9%と現段階では未達であり、それを嫌気して発表後に売られ続けている。
しかし、今季の会社予想は依然として419百万の黒字なので、後半に向けて業績を伸ばしてくるという会社の見解がうかがえる。
すでに、株価に前期実績は織り込んでいるので、徐々に売り圧力は減っていくだろう。
<テクニカル分析> ☆☆☆☆☆ (5点満点中)
・Yahoo! ファイナンスのチャートでも確認できる移動平均25日と現在の株価が大きく離れています。
大きく離れたところでは「売られすぎ」による反発の買いが入りやすいタイミングとなります。
・直近4日間での下落率が大きく短期的に売られすぎています。
しかし、ファンダメンタルがしっかりしていれば、下げ続けることはなく、必ずどこかで下げ止まり陽線がつきます。前日に付けた陽線が売りから買い優勢へ需給が逆転したことを示しており、下げ止まりの可能性が高いといえます。
・独自のテクニカル指標によるPTBバンドで「売られ過ぎ、底値圏」にいます。
しかも、通常の底値圏よりもさらに売られ過ぎのところまで下がっているため、今の価格(527円)近辺は底値圏に位置しています。
過去の統計上、この底値圏に達するとほぼ下げ止まり、徐々に買いが増えて株価は上昇していきます。
<まとめ>
1週間というスパンでみれば短期的なリバウンドが見込める水準にきているため、ここから下がったところは買い目線で見ていきます。まずは1週間保有しますが、それ以降はマイナスでも割り切って一旦ロスカットとします。
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