ドル円も上値が抑えられる展開へ・・・・
この欧米長期金利低下の影響から、日本の10年国債利回りも、昨日、一時的に0.50%を下回る動きとなりましたが、このレベルでは買いも続かず、直ぐに0.50%に反発。此方は、このレベルからは買い進み難いものと思われます。
それ故、日米長期金利差や日欧長期金利差がこの先もまだまだ縮小する可能性が高く、これはドル円やユーロ円の上値を抑える働きをするものと思われます。
又、欧米国債金利の更なる低下は、日本の機関投資家にとって、更なる外債投資への意欲を削ぐ事にもつながりますから、これまで通りの円安傾向継続も一段と難しくなったと考えるべきなのかもしれません。