英米祝日で動意薄・・・・・

明日以降の米国株睨みへ・・・・

　本日は、ロンドン、ＮＹ両市場が休場となりますので、東京時間のドル円は、極めて動意に乏しい展開となりました。週末に行われたウクライナ大統領選挙なども、大きな混乱も無く終了した模様で、リスク回避的な動きも強まる事はありませんでした。

　今週は月末週ですから、本邦輸出企業からのドル売りはそれなりに出るものと思われ、ドル円の102円台は徐々に上値の重さが意識される事となりそうです。又、米国は本日のメモリアル・デーの祝日から、夏休みシーズン入りとなります。

　米株式市場で頻繁に聞かれる「セル・イン・メイ」は、夏休みの休暇費用を賄う為に、値上がりした株式に利益確定売りが入り易い事が、元々の意味する処の様ですから、明日以降の米国株の動向もドル円相場にとっては重要なポイントとなりそうです。

　最近のドル円は、米国債利回りの動向とも相関関係が強く、その意味でも、米国債市場が休場となる本日は、材料難となる可能性が高いので、膠着状態が継続するものと思われます。