根強い2Qの米景気急回復シナリオ・・・・
それでも、市場は4月以降の天候回復が景気急回復をもたらすと見ており、既に過去の数字である第1四半期のGDPで売られた処は絶好の押し目買いのチャンスと考えた様です。そして、明日発表予定の、4月雇用統計が予想通り強めの数字となれば、ドルは堅調な地合いを取り戻すと予想しています。
それにしても、昨日の市場の反応の薄さはかなり気にはなります。昨日の衝撃的なGDPの数字発表を受けても、ドル円は、102.50円台から102.00円台まで、僅か50銭程度の下落に留まり、相場の膠着感が更に強く意識される事となりました。
この為、雇用統計に関しても、相場の反応がいつもよりは鈍いかもしれません。そうなると、かなり強めの数字となって、漸く103円台を回復出来るかどうかと云った処かもしれません。