コカウエストが続落、１４年１２月期純損益見通しを下方修正

　コカ・コーラウエスト<2579.T>が続落。４月３０日引け後に１４年１２月期の連結業績見通しについて、純利益のみ従来予想の８０億円から７６億円（前期比４４．２％減）へ下方修正したことが嫌気されている。構造改革の一環として、物流機能をグループ外へ機能委託することに伴い、特別損失を計上することが要因としている。
　同時に発表した第１四半期（１～３月）連結業績は、売上高９４９億３００万円（前年同期比１４．８％増）、営業損益１３億７２００万円の赤字（前年同期３億６８００万円の赤字）、純損益１０億７４００万円の赤字（同３億２１００万円の黒字）だった。１３年４月１日付で株式交換により南九州コカ・コーラボトリングを完全子会社化したことで売上高は拡大したが、販売費の増加などで営業損益は赤字が拡大した。

コカウエストの株価は１１時２１分現在１７２３円（▼５５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）