此方もテイパリング100億ドル強化で波乱なしか?
これで、日本サイドからの材料は出てしまいましたから、次は米国サイドからの材料待ち、即ち、FOMCの結果待ちと云う事になります。
しかし、此方も月100億ドルの債券購入額縮小が決められると、市場は予想しており、その通りとなれば、市場にとっては波乱材料とはならないでしょう。
寧ろ、日米両金融当局のイベント終了により、市場の目は金曜日の米雇用統計に向かいますから、米ADP雇用者数や、米シカゴPMI内の雇用項目等への注目度が多少は高まるものと思われます。先月はADP雇用者数と雇用統計の非農業部門雇用者数がかなり近い数字となった事もあり、予想(21万人増)を大きく上回ると、103円手前レベルまではドルが買われる事はありそうです。