<マーケットアイ> 復調なるかIPO市場、西武HDに関心集まる(2)
同時に当初、全体の35.5%の株式を保有する筆頭株主のサーベラスは約15%の株式を売却する方針を示していたが、保有株売却の中止を決定。このため、全体の売り出し株数も当初の8085万株から2782万株に削減された。
結局、公開価格は仮条件の下限の1600円で決定した。上場時の時価総額も当初見込みの約7800億円から5400億円前後に縮小する。
西武ホールディングス<9024.T>は、IPOにより保有株を売却し利益を確定するサーベラスの出口(エグジット)案件と見られている。しかし「サーベラスは、2000円以上の株価を求めていた様子。公開価格が想定より低くなったため売却を取り止めたのだろう」(市場関係者)との見方は多い。サーベラスは筆頭株主のままIPOを迎えることになったが、株式売却を計画していた投資ファンドが居残り、株式上場を迎えるのはかなりのレアケースだ。
こうしたなか「上場後に株価が上昇すれば、サーベラスは売り姿勢を強めるだろう」(市場関係者)との見方は少なくない。あるアナリストは「鉄道に限らずホテル事業なども考慮すれば、2000円の価値はあると思う。しかし需給面は悪く、上場時の初値も値を下げて寄るのでは」とみている。投資顧問のファンドマネジャーも「経緯をみれば機関投資家は手を出しにくい」という。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
結局、公開価格は仮条件の下限の1600円で決定した。上場時の時価総額も当初見込みの約7800億円から5400億円前後に縮小する。
西武ホールディングス<9024.T>は、IPOにより保有株を売却し利益を確定するサーベラスの出口(エグジット)案件と見られている。しかし「サーベラスは、2000円以上の株価を求めていた様子。公開価格が想定より低くなったため売却を取り止めたのだろう」(市場関係者)との見方は多い。サーベラスは筆頭株主のままIPOを迎えることになったが、株式売却を計画していた投資ファンドが居残り、株式上場を迎えるのはかなりのレアケースだ。
こうしたなか「上場後に株価が上昇すれば、サーベラスは売り姿勢を強めるだろう」(市場関係者)との見方は少なくない。あるアナリストは「鉄道に限らずホテル事業なども考慮すれば、2000円の価値はあると思う。しかし需給面は悪く、上場時の初値も値を下げて寄るのでは」とみている。投資顧問のファンドマネジャーも「経緯をみれば機関投資家は手を出しにくい」という。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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