ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内経済の先行きを注視

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最新投稿日時:2025/02/01 14:08 - 「ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内経済の先行きを注視」(フィスコ)

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ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内経済の先行きを注視

配信元:フィスコ
投稿:2025/02/01 14:08
*14:08JST ユーロ週間見通し:下げ渋りか、域内経済の先行きを注視 ■反落、ECBは利下げ継続の可能性

今週のユーロ・ドルは反落。欧州中央銀行(ECB)は1月30日開催の理事会で政策金利の引き下げを決定したが、次回3月の理事会でも追加利下げが決まる可能性があるため、リスク回避的なユーロ売り・米ドル買いが優勢となった。ドイツ経済の停滞が懸念されていることもユーロの反発を抑える一因となった。取引レンジ:1.0349ドル-1.0532ドル。

■下げ渋りか、欧米金融政策を消化も域内経済を見極め

来週のユーロ・ドルは下げ渋りか。米連邦公開市場委員会(FOMC)では政策金利を維持したが、欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを決定。両中銀の政策の違いから、ユーロ売り・ドル買いがただちに縮小する可能性は低いとみられる。ただ、ユーロ圏1月消費者物価指数が市場予想と一致した場合、リスク回避的なユーロ売りは一服するとみられる。

予想レンジ:1.0250ドル-1.0500ドル

■軟調推移、日欧金利差縮小を想定したユーロ売り

今週のユーロ・円は軟調推移。欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを決定し、今後も利下げを行う可能性が高いことから、日本とユーロ圏の金利差縮小を意識したユーロ売り・円買いが観測された。ユーロ・円は一時160円を下回った。ドイツ経済の停滞が懸念されていることもユーロの反発を抑える一因となった。取引レンジ:159円90銭-163円45銭。

■下げ渋りか、域内経済の先行きを注視

来週のユーロ・円は下げ渋りか。欧州中央銀行(ECB)は追加利下げを決定し、今後も追加利下げの可能性があるため、リスク選好的なユーロ買い・円売りがただちに拡大する可能性は低いとみられる。ただし、ユーロ圏のインフレや個人消費に関するデータが市場予想を上回った場合、ユーロ圏経済の悪化を警戒したユーロ売りは縮小する可能性は残されている。

○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント
・3日:1月消費者物価コア指数(12月:前年比+2.7%)
・6日:12月小売売上高(11月:前月比+0.1%)

予想レンジ:159円00銭-162円00銭


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配信元: フィスコ

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