東邦ＨＤ、前期経常を一転13％増益に上方修正

　東邦ホールディングス <8129> [東証Ｐ] が4月30日後場(13:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の155億円→217億円(前の期は191億円)に40.0％上方修正し、一転して13.2％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の75.5億円→137億円(前年同期は117億円)に82.1％増額し、一転して16.7％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当連結会計年度においては、2024年2月8日に連結業績予想の修正を公表いたしましたが、その後の事業環境においてスペシャリティ医薬品をはじめとする取扱卸を限定する製品の売上が引き続き伸長したことに加え、一部の製薬メーカーによる流通体制の変更や、個々の製品価値と流通コストに見合った単品単価交渉の推進、投資有価証券の売却等により、売上・利益の全ての項目において前回の予想を上回る見通しです。このような状況を踏まえ、2024年2月8日に公表いたしました2024年3月期通期連結業績予想を修正いたします。（注）上記予想については、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後のさまざまな要因によって予想数値と異なる場合があります。