クロスキャト5日線を足場に切り返す、業績好調続くなか今期配当増額を好感
クロスキャット<2307.T>は反発。今月に入ってから急速に株価水準を切り上げ連日のストップ高を演じ7日ザラ場には2600円まで駆け上がる異彩人気となったが、その後は反動で急な調整を余儀なくされた。しかし、11日を境に下げ止まり5日移動平均線を絡め1700円近辺でのもみ合いに転じ、リバウンドの機をうかがっていた。金融業界や官公庁向けで実績が高いシステム受託開発会社だが、人工知能(AI)を活用した音声コンテンツ生成システムの開発やAI技術で店舗の商品需要量や在庫量を予測する小売り業向けサービスの提供など、AIソリューションにも傾注している。24年3月期は営業6%増益見通しで過去最高更新が見込まれるなど業績好調が続く。19日取引終了後、好業績を背景に24年3月期の年間配当を従来計画の25円から28円に増額することを発表、これが株価の新たな刺激材料となったもようだ。
出所:MINKABU PRESS
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