*15:41JST ナック Research Memo(11):地球環境や社会に配慮し、持続可能なサービスを追求
■ナック<9788>のSDGsへの取り組み
クリクラでは資源を節約し、ゴミの量を削減するために、繰り返し使用できるサステナブルなボトルを採用している。配送スタッフが水ボトルを届ける際に、顧客が飲み終えたボトルも一緒に回収する。回収された空ボトルについては、世界レベルの衛生基準を誇るクリクラプラントで厳重な品質管理のもと、検査・洗浄され、再利用される。なお、家庭と工場をひと月に2回往復するクリクラの12Lボトルは、約3年使用できる耐久性があるため、500mlのペットボトルに換算すると、約1700本分のゴミ削減に値する。また、リユースができなくなったボトルも定規などの文房具などに作り替え、発展途上国や福祉施設への寄付を行っている。
さらに、全国44ヶ所に設けた製造プラントから各営業拠点へ納品することで地産地消を推進するとともに、長距離輸送によるCO2排出を抑制している。配送車両の改善も進めており、宅配水業界ではじめて配送専用の車両を開発し、積載スペースにムダが出ないよう工夫している。これにより車両1台ごとの配送効率を高めることができ、実質的に車の走行距離を減らすことにつながっている。そのほか、水ボトルが取り出しやすい荷台をデザインし(特許取得)、配送スタッフの体の負担も軽減している。
また、創業以来の事業であるダスキンはリユースが特長である。顧客の家庭やオフィスで利用したモップや玄関マットを、4週間に1度、配送スタッフが交換する。回収したモップやマットは、ダスキンの工場できれいに洗浄され、再び顧客の手元に届く。洗浄過程で排出される汚水は、ろ過して再び洗浄用水として使用されるほか、回収したレンタル商品に付着している埃や汚れも資源化して有効利用している。さらにダスキンでは、内閣府が推進する「こどもの未来応援国民運動」に参加し、寄付付きの商品などを開発・販売している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
<SO>
クリクラでは資源を節約し、ゴミの量を削減するために、繰り返し使用できるサステナブルなボトルを採用している。配送スタッフが水ボトルを届ける際に、顧客が飲み終えたボトルも一緒に回収する。回収された空ボトルについては、世界レベルの衛生基準を誇るクリクラプラントで厳重な品質管理のもと、検査・洗浄され、再利用される。なお、家庭と工場をひと月に2回往復するクリクラの12Lボトルは、約3年使用できる耐久性があるため、500mlのペットボトルに換算すると、約1700本分のゴミ削減に値する。また、リユースができなくなったボトルも定規などの文房具などに作り替え、発展途上国や福祉施設への寄付を行っている。
さらに、全国44ヶ所に設けた製造プラントから各営業拠点へ納品することで地産地消を推進するとともに、長距離輸送によるCO2排出を抑制している。配送車両の改善も進めており、宅配水業界ではじめて配送専用の車両を開発し、積載スペースにムダが出ないよう工夫している。これにより車両1台ごとの配送効率を高めることができ、実質的に車の走行距離を減らすことにつながっている。そのほか、水ボトルが取り出しやすい荷台をデザインし(特許取得)、配送スタッフの体の負担も軽減している。
また、創業以来の事業であるダスキンはリユースが特長である。顧客の家庭やオフィスで利用したモップや玄関マットを、4週間に1度、配送スタッフが交換する。回収したモップやマットは、ダスキンの工場できれいに洗浄され、再び顧客の手元に届く。洗浄過程で排出される汚水は、ろ過して再び洗浄用水として使用されるほか、回収したレンタル商品に付着している埃や汚れも資源化して有効利用している。さらにダスキンでは、内閣府が推進する「こどもの未来応援国民運動」に参加し、寄付付きの商品などを開発・販売している。
(執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一)
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