ツムラ、上期経常は21％減益で着地、今期配当を6円増額修正

　ツムラ <4540> [東証Ｐ] が11月7日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比20.6％減の126億円に減ったが、通期計画の186億円に対する進捗率は68.1％に達し、5年平均の54.2％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比20.9％減の59.2億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の64円→70円(前期は64円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比8.4％減の66.8億円に減り、売上営業利益率は前年同期の14.9％→14.4％に低下した。

株探ニュース