アイエスビーはカイ気配で上放れ、営業益上方修正と配当増額を好感し新高値にらむ展開
アイ・エス・ビー<9702.T>は大口の買い注文に商いが成立せず、カイ気配スタートでもみ合い上放れを鮮明としている。通信制御ソフトを主力に情報サービス事業を手掛け、スマートデバイスの開発などで強みを持っている。足もとの業績は車載系が好調なほか、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)需要を取り込み、好調に利益を伸ばしている。前週末28日取引終了後に23年12月期上期(23年1~6月)の業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の10億円から12億円とした。あわせて通期予想も増額し、同利益は従来予想の24億円から26億円(前期比12%増)に修正している。なお、年間配当は従来計画比4円増額となる42円(前期実績は40円)とし、配当利回りは前週末終値換算で3.5%と高い。これを受けて投資資金の流入が加速した。株価は2月28日につけた年初来高値1330円の更新も視野に入っている。
出所:MINKABU PRESS
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