郵船が逆行高、中国コロナ規制緩和と米金利低下受けたバリュー株物色が海運株の支えに◇
軟調な地合いにもかかわらず、日本郵船<9101.T>がしっかり。中国で新型コロナウイルス感染抑止のための規制緩和の動きが相次いでいる。中国経済に対する悲観が和らぐなかにあって、中国との貿易量の回復が海運会社の業績を下支えするとの期待も出ているようだ。
世界的なリセッション懸念が広がり、米長期金利が低下するなかにあって、バリュー(割安)株への資金配分の動きも一部でみられ、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る同社株の支えとなっている。投資配当利回り面での妙味も引き続き意識されている。
東証の業種別指数の海運業は、足もとで上昇率トップとなっている。商船三井<9104.T>が底堅く、乾汽船<9308.T>が堅調に推移している。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
世界的なリセッション懸念が広がり、米長期金利が低下するなかにあって、バリュー(割安)株への資金配分の動きも一部でみられ、PBR(株価純資産倍率)が1倍を下回る同社株の支えとなっている。投資配当利回り面での妙味も引き続き意識されている。
東証の業種別指数の海運業は、足もとで上昇率トップとなっている。商船三井<9104.T>が底堅く、乾汽船<9308.T>が堅調に推移している。
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