NY株式市場(24日)原油先物価格は一時100ドル超ーリスク回避で世界的な株安が継続か⁈
ニューヨーク株式市場でダウ平均は売り先行で取引が始まりそうだ。
緊迫化していたウクライナ情勢でロシアが24日ウクライナに全面侵攻したことから世界的な株安の流れが一段と進みそうだ。ダウ平均先物ベースでは、時間外取引でロシアがウクライナに全面侵攻した直後に一時1000ドル近く下落したほか、原油先物価格は地政学的リスクの高まりから一時7年7カ月ぶりに100ドルを超える場面があった。24日のアジア株やヨーロッパ株式市場が大幅安となったことも追い討ちを掛ける格好となろう。米国10年債利回りは質への逃避から1.8%台半ばまで急落しており、世界的なリスクオフが進みそうだ。
ダウ平均は寄り付きで一気に3万2300ドル割れを試す局面が見られそうで世界的な株安の流れに歯止めが掛かりそうにない。原油高でインフレ警戒感が一段と高まっておりアメリカ景気の腰折れ懸念が根強い相場展開が続くだろう。
G7=主要7カ国の首脳は日本時間24日午後11時からオンライン形式で首脳会議を開催し今後の対応を協議するほか、G7会合後にはバイデン大統領がロシアに対する追加経済制裁を発表する見通しとなっている。しかし、事態の収集に目処が立たない状況が続くことからニューヨーク株式市場は目先的な相場の底入れも見通しづらい相場環境が継続しそうな1日となる。
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