<動意株・10日>(大引け)=日本CMK、バードマン、リアルワルドなど
日本CMK<6958.T>=上げ足早め3連騰、年初来高値更新。時価は約2年ぶりの高値水準でなお上値指向が強い。プリント配線板のトップメーカーで車載向けに高水準の需要を取り込んでおり、22年3月期は営業損益段階で18億円(前期実績は16億7600万円の赤字)と大幅な黒字転換が見込まれている。株式需給面では信用取組が大幅に売り長となっていることが注目され、3日申し込み現在で売り残は130万株を超えているのに対し、買い残は48万株に過ぎず、信用倍率は0.36倍と踏み上げ相場の素地を内包している。前週末3日に三菱UFJモルガン・スタンレー証券が同社の投資判断を「Neutral(中立)」から「Overweight(強気)」に引き上げ、目標株価も460円から600円に上方修正したが、時価は既にその新規目標ラインを突破している。
Birdman<7063.T>=ストップ高。きょう午前10時ごろ、ソフトバンク<9434.T>傘下のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズとの間で、XR(VRやMRなど仮想空間技術の総称)やデジタル・クリエイティブなどを活用した新しいデジタルコンテンツの創出を目的に業務提携契約を締結したと発表。あわせて、両社の共同プロジェクトの第1弾としてメタバース型バーチャルプラットフォーム「さわれるライブ 5D LIVE」の提供を開始したことも明らかにしており、これを受けて同社株への買い注文が膨らんでいる。
リアルワールド<3691.T>=ストップ高。菊池誠晃社長がきょう付のブログで、「23年9月期に過去最高営業利益・過去最高時価総額を目指し、数年以内にそこを起点として、時価総額を10倍にする」とコメントしており、これが好材料視されている。同ブログによると、来期までまずは過去最高営業利益に集中し、その上で中期計画を発表する予定だったが、意志として公表することにしたという。きょう公開のYouTubeチャンネル「JapanStockChannel」では、デジタルギフトへの投資強化を述べており、まず22年9月期は粗利倍増を目指すともしている。
アクセル<6730.T>=急動意。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を96億円から106億円(前期比17.8%増)へ、営業利益を4億5000万円から7億7000万円(同43.7%増)へ、純利益を4億4000万円から7億5000万円(同11.9%増)へ上方修正し、あわせて21円を予定していた期末一括配当予想を35円(前期31円)に引き上げたことが好感されている。世界的な半導体市況の需給逼迫の影響から多くのメーカーにおいて部材を積極的に確保する動きが見られることを背景に、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売を当初予想の41万個から44万個へ引き上げたことが要因。また、メモリモジュール製品が顧客の旺盛な需要により計画を大幅に上回る販売見通しとなったことも寄与する。
ビジョナル<4194.T>=ストップ高。9日の取引終了後、22年7月期の連結業績予想について、売上高を377億円から410億円(前期比42.9%増)へ、営業利益を26億7000万円から60億円(同2.5倍)へ、純利益を17億6000万円から41億円(同2.9倍)へ上方修正した。採用需要が想定よりも旺盛であることに加えて、求職者の新規登録やアクティビティが活発であることなどを背景に、主力のビズリーチ事業の成長が予想を上回るペースで進捗していることが要因としている。なお、第1四半期(8~10月)決算は、前年同期には連結決算を開示していないため比較はないものの、売上高95億7000万円、営業利益25億3600万円、純利益17億8000万円だった。同時に、子会社ビズリーチが経費精算クラウドシステムを提供するイージーソフト(東京都町田市)の全株式を3月1日付で取得し子会社化すると発表しており、これも好材料視されている。取得価額は非開示。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
Gunosy<6047.T>=物色人気継続。同社はスマートフォン向けニュース配信など情報キュレーションアプリを手掛け、ゲーム攻略サイト運営なども行っている。このほか、新規事業に積極投資し業容拡大に向けた経営戦略を進めている。9日取引終了後、インドでデジタルクレジットカードサービス「slice」を提供するGaragePreneurs Internetの強制転換条項付優先株式を追加取得することを発表、これが株価を改めて刺激する格好となった。さかのぼって今月1日に同社はGaragePreneurs社の優先株式取得により持ち分法適用関連会社とすることを発表、翌日から株価を急動意させ2日連続ストップ高に買われた経緯がある。6日の取引時間中に821円の高値をつけてからは、やや売りに押される展開でもみ合いに転じていた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
Birdman<7063.T>=ストップ高。きょう午前10時ごろ、ソフトバンク<9434.T>傘下のリアライズ・モバイル・コミュニケーションズとの間で、XR(VRやMRなど仮想空間技術の総称)やデジタル・クリエイティブなどを活用した新しいデジタルコンテンツの創出を目的に業務提携契約を締結したと発表。あわせて、両社の共同プロジェクトの第1弾としてメタバース型バーチャルプラットフォーム「さわれるライブ 5D LIVE」の提供を開始したことも明らかにしており、これを受けて同社株への買い注文が膨らんでいる。
リアルワールド<3691.T>=ストップ高。菊池誠晃社長がきょう付のブログで、「23年9月期に過去最高営業利益・過去最高時価総額を目指し、数年以内にそこを起点として、時価総額を10倍にする」とコメントしており、これが好材料視されている。同ブログによると、来期までまずは過去最高営業利益に集中し、その上で中期計画を発表する予定だったが、意志として公表することにしたという。きょう公開のYouTubeチャンネル「JapanStockChannel」では、デジタルギフトへの投資強化を述べており、まず22年9月期は粗利倍増を目指すともしている。
アクセル<6730.T>=急動意。9日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を96億円から106億円(前期比17.8%増)へ、営業利益を4億5000万円から7億7000万円(同43.7%増)へ、純利益を4億4000万円から7億5000万円(同11.9%増)へ上方修正し、あわせて21円を予定していた期末一括配当予想を35円(前期31円)に引き上げたことが好感されている。世界的な半導体市況の需給逼迫の影響から多くのメーカーにおいて部材を積極的に確保する動きが見られることを背景に、パチンコ・パチスロ機向けグラフィックスLSIの販売を当初予想の41万個から44万個へ引き上げたことが要因。また、メモリモジュール製品が顧客の旺盛な需要により計画を大幅に上回る販売見通しとなったことも寄与する。
ビジョナル<4194.T>=ストップ高。9日の取引終了後、22年7月期の連結業績予想について、売上高を377億円から410億円(前期比42.9%増)へ、営業利益を26億7000万円から60億円(同2.5倍)へ、純利益を17億6000万円から41億円(同2.9倍)へ上方修正した。採用需要が想定よりも旺盛であることに加えて、求職者の新規登録やアクティビティが活発であることなどを背景に、主力のビズリーチ事業の成長が予想を上回るペースで進捗していることが要因としている。なお、第1四半期(8~10月)決算は、前年同期には連結決算を開示していないため比較はないものの、売上高95億7000万円、営業利益25億3600万円、純利益17億8000万円だった。同時に、子会社ビズリーチが経費精算クラウドシステムを提供するイージーソフト(東京都町田市)の全株式を3月1日付で取得し子会社化すると発表しており、これも好材料視されている。取得価額は非開示。なお、同件が業績に与える影響は軽微としている。
Gunosy<6047.T>=物色人気継続。同社はスマートフォン向けニュース配信など情報キュレーションアプリを手掛け、ゲーム攻略サイト運営なども行っている。このほか、新規事業に積極投資し業容拡大に向けた経営戦略を進めている。9日取引終了後、インドでデジタルクレジットカードサービス「slice」を提供するGaragePreneurs Internetの強制転換条項付優先株式を追加取得することを発表、これが株価を改めて刺激する格好となった。さかのぼって今月1日に同社はGaragePreneurs社の優先株式取得により持ち分法適用関連会社とすることを発表、翌日から株価を急動意させ2日連続ストップ高に買われた経緯がある。6日の取引時間中に821円の高値をつけてからは、やや売りに押される展開でもみ合いに転じていた。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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