トラックワン、今期経常を17％上方修正

　ＴＲＵＣＫ－ＯＮＥ <3047> [福証Ｑ] が11月12日大引け後(16:00)に決算を発表。21年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比50.0％増の6000万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の6000万円→7000万円(前期は4500万円)に16.7％上方修正し、増益率が33.3％増→55.6％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1400万円→2400万円(前年同期は1900万円)に71.4％増額し、一転して26.3％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比0.0％の1400万円となったが、売上営業利益率は前年同期の0.9％→0.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第３四半期連結累計期間におきまして、商用車関連事業の国内での事業用車両の販売が堅調に推移したことや、子会社であるSUN AUTO株式会社の事業用車両の輸出販売が回復基調であることに伴い、連結業績が当初の予想を上回る結果となりました。　また、通期連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響が続くなか、原油価格の高騰など、先行き不透明な状況ではありますが、第３四半期までの業績を踏まえ、上記の通り上方修正いたします。（注）上記の業績予想につきましては、現時点において入手可能な情報に基づき作成されたものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる可能性があります。