午後:債券サマリー 先物は反発、2年債入札結果は低調も影響限定的
27日の債券市場で、先物中心限月12月限は4日ぶりに反発。この日に実施された2年債入札は低調な結果となったが、相場への影響は限定的で引けにかけて買いが優勢となった。
前日の米長期金利が1.61%台に低下したことを手掛かりに、債券先物は買い優勢でスタート。ただ、この日の時間外取引で米長期金利が1.63%台に上昇すると国内債に売りが出て、午前には151円07銭まで軟化する場面があった。ただ、債券先物は前日まで3日続落していたことで値ごろ感が意識されたほか、上海や香港などアジア株安を受けて安全資産が選好されやすかったこともあって午後はプラス圏に浮上した。なお、財務省が実施した2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が1銭と前回(9月30日)の2厘から拡大し、応札倍率は4.04倍と前回の4.24倍を下回った。
先物12月限の終値は前日比11銭高の151円24銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.100%だった。
出所:MINKABU PRESS
前日の米長期金利が1.61%台に低下したことを手掛かりに、債券先物は買い優勢でスタート。ただ、この日の時間外取引で米長期金利が1.63%台に上昇すると国内債に売りが出て、午前には151円07銭まで軟化する場面があった。ただ、債券先物は前日まで3日続落していたことで値ごろ感が意識されたほか、上海や香港などアジア株安を受けて安全資産が選好されやすかったこともあって午後はプラス圏に浮上した。なお、財務省が実施した2年債入札の結果は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が1銭と前回(9月30日)の2厘から拡大し、応札倍率は4.04倍と前回の4.24倍を下回った。
先物12月限の終値は前日比11銭高の151円24銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日に比べて横ばいの0.100%だった。
出所:MINKABU PRESS
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