カーブスＨＤ、今期経常を一転36％増益に上方修正、配当も1円増額

　カーブスホールディングス <7085> が7月9日大引け後(15:30)に決算を発表。21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常利益は前年同期比18.0％減の14.2億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の11億円→15.9億円(前期は11.6億円)に44.5％上方修正し、一転して36.5％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益も従来予想の4.3億円の黒字→9.2億円の黒字(前年同期は18.8億円の赤字)に2.1倍増額した計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の3円→4円(前期は5円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常損益は7.5億円の黒字(前年同期は13.1億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-24.6％→7.1％に急改善した。

株探ニュース