ＴＯＡ、前期経常を35％上方修正

　ＴＯＡ <6809> が4月15日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の18.5億円→25億円(前の期は35.7億円)に35.1％上方修正し、減益率が48.3％減→30.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の17.9億円→24.4億円(前年同期は22.9億円)に36.2％増額し、一転して6.4％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高については、日本セグメントにおいて、日本国内での販売が想定を上回った一方、鉄道車両向け売上の減少等もあり、売上高全体では総じて前回発表予想通りに推移しております。　営業利益につきましては、日本国内の売上高の増加や、鉄道車両向け売上の収益性の改善に伴い、前回発表予想を上回る見込みです。　経常利益につきましても、上記に加え、為替が円安へ推移したことなどに伴い、前回発表予想を上回る見込みです。※本資料に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確定な要素を含んでおります。実際の業績等は、業況の変化等により、上記予想数値と異なる場合があります。