決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … ファーマＦ、鳥貴族ＨＤ、インスペック (3月5日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の3月4日から5日の決算発表を経て8日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.5　鳥貴族ＨＤ <3193>
　21年7月期第2四半期累計(20年8月-21年1月)の経常損益(非連結)は10.3億円の赤字(前年同期は13.4億円の黒字)に転落した。

▲No.6　インスペック <6656>
　21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の連結最終損益は8億6200万円の赤字(前年同期は5400万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2929> ファーマＦ 　　東１ 　 -10.73 　　3/ 5　　上期　　　　赤縮
<2764> ひらまつ 　　　東１　　 -9.69 　　3/ 5　　　3Q　　　　赤転
<2373> ケア２１ 　　　ＪＱ　　 -6.51 　　3/ 5　　　1Q　　　 35.62
<7279> ハイレックス 　東２　　 -6.05 　　3/ 5　　　1Q　　　 42.09
<3193> 鳥貴族ＨＤ 　　東１　　 -5.96 　　3/ 5　　上期　　　　赤転

<6656> インスペック 　東２　　 -5.02 　　3/ 5　　　3Q　　　　赤転
<7865> ピープル 　　　ＪＱ　　 -2.40 　　3/ 5　本決算　　　　　－
<6040> 日本スキー 　　東Ｍ　　 -1.85 　　3/ 5　　上期　　　　赤転
<7605> フジコーポ 　　東１　　 -1.06 　　3/ 5　　　1Q　　　 23.77

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした8日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース