ロングライフ、前期最終を一転赤字に下方修正、配当も2円減額

　ロングライフホールディング <4355> [ＪＱ] が12月4日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。20年10月期の連結最終損益を従来予想の1.1億円の黒字→1億円の赤字(前の期は3.1億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した5-10月期(下期)の連結最終損益も従来予想の3.8億円の黒字→1.6億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に56.5％減額した計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→6円(前の期は8円)に減額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　連結売上高の差異につきましては、当第２四半期以降、新型コロナ感染対策で対面営業の自粛等により、ホーム介護事業およびリゾート事業における販売計画の未達がそれぞれ340百万円、270百万円となったことが主な原因となっております。また利益面につきましては、上記売上高の未達とコロナ対策によるコスト増加が主な原因となりました。

　　上記の通期業績予想の修正に記載のとおり、連結当期純利益が3期連続の損失見込みとなったことにより、誠に遺憾ではありますが、年間6円配当に減配させていただいております。なお、配当には、2020年10月20日付「株主優待の変更に関するお知らせ」のとおり、株主優待にかかっていた費用の一部を充当しております。