受注拡大が武器に
【受注回復傾向】
工作機械株は受注推移が株価の命運を左右する。1Q(4~6月)の受注高は2
60億円(是年同期比25・6%減)にダウン。ただ、2Q(7~9月)以降は中国向
けを中心に徐々に回復し、3Q(10~12月)に入ると、その傾向はさらにハッキリす
る可能性が高いと思われる。
【無人化・自動化ニーズ】
同社に限ったことではないが、新型コロナウイルス感染によって産業界では工場の無人化・自動化ニーズが一段と高まっている。
そうした作業を可能にする精密機械をつくる機械が工作機械。いわゆるマザーマシンです。景気回復の初動局面でいち早く立ち上がってくるセクターでもある。
オークマでは1Qに「次世代ロボットシステム「ROIDシリーズ」など、自動化・無人化システムの仕様展開の充実を図りました」と決算短信に記している。
【テクニカル】
連結PBRは28日現在、0.92倍。依然、解散価値割れの水準にあるが、下値は確実に固まってきている。信用倍率は0.85倍、。売り方の買い戻しが加わると、9月相場では反騰に弾みがつくと考えられる。
関連銘柄
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