好実態を再確認
【1Q決算】
先週8月6日引け後に発表した1Q(4~6月)連結決算は営業利益15億3600万円(前年同期比12.9%増)、経常利益16億6000万円(同15.0%増)と好調。通期見通しの営業利益91億円(前期比7.8%減)は年度後半の収益拡大を踏まえれば保守的な計画ラインと見られる。
【受注の伸び】
注目なのは1Qにおける受注の伸び。「大型の橋梁補修工事を受注したことに加え、首都圏におけるマンション建築工事の受注が増加した」(決算資料の一文)ことが浮き彫りとなった。1Qの受注高は388億1400万円(前年同期比10.2%増)。補修・補強工事は実に3倍近い伸びを記録。環境改善工事も35.4%。主力の法面関係の受注も堅調に推移しており、今年度後半から来期以降の業績を押し上げることは確実と見られる。
【チャート】
決算好感から8月7日には1598円まで買われ、6月8日に付けた1615円も目前。6月高値を上抜くと、フシ突破から上げ加速の可能性が高まる展開に。
関連銘柄
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