アサヒ衛陶<5341>は7日、2020年11月期第1四半期(19年12月-20年2月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比13.7%減の5.54億円、営業利益が0.13億円(前年同期は0.42億円の損失)、経常利益が0.11億円(同0.47億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益が0.07億円(同0.48億円の損失)となった。
国内事業においては、不採算事業の縮小、販売及び生産拠点・本社機能の集約と縮小など事業体制のスリム化を進めることで改善を図り、また今後の成長が見込まれる海外事業においては、ベトナム等の東南アジア諸国のみならず、東アフリカ諸国や中東湾岸諸国にも販路を拡げることで、売上・利益の拡大を進めている。
海外事業は、ベトナム国内の法令変更に伴い、一部の建築工事に遅れが生じるなど前年同四半期に比べ減収減益、国内事業は、不採算事業の縮小及び製品数・顧客の絞り込みの影響により前年同期に比べ減収となったものの、事業体制のスリム化を進めたことによる製造経費削減及び人件費等の経費節減効果により増益となった。
第2四半期業績も堅調に推移している模様だ。トイレや洗面化粧台を製造する大手住設機器各社は、コロナウイルスの影響により、中国を中心とするアジアのサプライチェーン(供給連鎖)に支障が出ている模様だ。一方、同社のサプライチェーンは比較的コロナウイルス被害の影響が少なかった国々であったため、現在のところ比較的ダメージが少なく推移している模様。
なお、2020年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.1%減の24.00億円、営業利益が0.70億円、経常利益が0.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.45億円とする期初計画を据え置いている。
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国内事業においては、不採算事業の縮小、販売及び生産拠点・本社機能の集約と縮小など事業体制のスリム化を進めることで改善を図り、また今後の成長が見込まれる海外事業においては、ベトナム等の東南アジア諸国のみならず、東アフリカ諸国や中東湾岸諸国にも販路を拡げることで、売上・利益の拡大を進めている。
海外事業は、ベトナム国内の法令変更に伴い、一部の建築工事に遅れが生じるなど前年同四半期に比べ減収減益、国内事業は、不採算事業の縮小及び製品数・顧客の絞り込みの影響により前年同期に比べ減収となったものの、事業体制のスリム化を進めたことによる製造経費削減及び人件費等の経費節減効果により増益となった。
第2四半期業績も堅調に推移している模様だ。トイレや洗面化粧台を製造する大手住設機器各社は、コロナウイルスの影響により、中国を中心とするアジアのサプライチェーン(供給連鎖)に支障が出ている模様だ。一方、同社のサプライチェーンは比較的コロナウイルス被害の影響が少なかった国々であったため、現在のところ比較的ダメージが少なく推移している模様。
なお、2020年11月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比1.1%減の24.00億円、営業利益が0.70億円、経常利益が0.60億円、親会社株主に帰属する当期純利益が0.45億円とする期初計画を据え置いている。
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