月末フロー中心の動きに
終値は前日比ほぼ横ばいの107.90円前後だった。
新型コロナウイルス禍でアジア株が全面安となり、ドル売り・円買いが先行したが、その後は持ち直した。
NY市場では月末のポートフォリオ調整などでドルに買いが入った。
月末・四半期末最終日の本日もフロー中心の値動きになりやすいと見られ、東京仲値(9時55分)やロンドン・フィキシング(24時00分)の前後は不規則変動が起きる可能性があろう。市場流動性が低下していると考えられるため、値幅が広がりがちな点にも注意が必要だ。
材料面では、中国3月製造業/非製造業PMI(10:00)や、米3月消費者信頼感指数(23:00)などの経済指標に加え、G20財務相・中銀総裁テレビ会議に注目したい。