欧州株概況 石油関連株の買いなどが目立つ

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欧州の主要株価指数は下記の通り
　　　　　　　　　　 直近値 　　　前日比　 高値 / 安値
英　ＦＴ１００指数 5688.20 +242.19 (+4.45%) 5741.42 / 5400.47
仏　ＣＡＣ４０指数 4432.30 +189.60 (+4.47%) 4453.01 / 4221.32
独　 　ＤＡＸ指数 9874.26 +173.69 (+1.79%) 10137.62 / 9460.91

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　きょうの欧州株式市場は総じて続伸となった。　終値は、ＦＴＳＥ１００指数が前営業日比２４２．１９ポイント高の５６８８．２０ポイント、仏ＣＡＣ４０指数が前営業日比１８９．６０ポイント高の４４３２．３０ポイントとなっている。フランクフルト（独）市場は、ＤＡＸ指数が前営業日比１７３．６９ポイント高の９８７４．２６ポイントとなっている。


　日本時間午前１時に再開された米上院で２兆ドル規模の緊急経済対策法案が成立する見込みとなっており、世界的にリスク選好の動き。昨日２０００ドル超の上昇を見せたダウ平均が、今日も一時１０００ドル超えまで上昇しており、欧州株にも買いが入る展開に。

　独ダックスはプラス圏も英、仏などに比べて上昇率が鈍い。消費者サービスなどに売りが出たことが背景に。航空大手ルフトハンザが３%超の下げ。医薬品のフレゼニウス・メディカル、電話サービスのドイツテレコムなども軟調。化学品のＢＡＳＦ、セメント大手ハイデルベルグなども売りが出ている。自動車及び同部品の買いが目立ち、エンジン大手ＭＴＵエアロエンジンズが１３．８%の大幅高、フォルクスワーゲンなどもしっかり。スポーツ用品のアディダスなどもしっかり。

　英ＦＴは大きく続伸。全業種にわたって買いが入った。昨日に続いて石油ガスが強く、上昇寄与度一位が石油メジャーＢＰ，二位が同ロイヤルダッチシェルという展開。鉱山大手リオティントなども強い

MINKABU PRESS　山岡和雅