昨日のドル/円は、終値ベースでほぼ横ばい。NYダウ平均が史上最大の上げ幅を記録する中、一時111.72円前後まで上伸したものの、ドル買い圧力が弱まったため伸び悩んだ。米議会が2兆ドル規模の新型コロナウイルス景気対策法案で合意間近と伝わり、リスク回避の動きが緩んだ事で逃避的なドル買いも後退した。ドル/円は、2月に付けた年初来高値(112.22円前後)を前に上昇の勢いが鈍っており、本日も上値の重い展開が予想される。もっとも、各国が金融緩和や財政拡大に動いている事が市場心理を支えているため円が強く上昇する展開にもなりにくいだろう。ドル/円は110円台の下値も堅そうで、徐々に値幅が小さくなっていきそうだ。
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