【買い】第一工業製薬(4461)業績下方修正も織り込み済み、四半期業績の改善鮮明で強含み◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

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最新投稿日時:2020/02/13 19:38 - 「【買い】第一工業製薬(4461)業績下方修正も織り込み済み、四半期業績の改善鮮明で強含み◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆」(加藤あきら)

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【買い】第一工業製薬(4461)業績下方修正も織り込み済み、四半期業績の改善鮮明で強含み◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2020/02/13 19:38

業績下方修正も織り込み済み、四半期業績の改善鮮明で強含み

業種:化学
時価総額:496億円
PER:17.49倍
PBR: 1.50倍

 工業用薬剤の最大手であり、幅広い産業に対応した多様な製品ラインナップがあり、素材提供だけでなくカスタム品の製造技術に強みを持つ。多用途の界面活性剤を主軸としながら、凝集剤などにも強みを持ち、直近では粘着性に優れたハイドロゲル開発特許も取得。また、グループ会社のバイオコクーン研究所において栄養価の高い「カイコ冬虫夏草」といった健康機能食も開発。

 業績面は中間期において売上高は期初計画を若干下回った程度だが、利益面は機能材料の光硬化樹脂用材料の増産にかかるコスト増などが響いて未達となった。しかし、光硬化樹脂用材料は半導体や液晶のレジスト材料や光ファイバーなどのコーティング剤としても用いられる成長分野であり、売上に大きく寄与しているIT・電子用途だけに、利益を圧迫しても致し方ないと言えよう。主力の界面活性剤が低迷を脱することに期待したい。

 株価は夏場の落ち込みから急回復して11/8に高値3955円をつけたが、足元では25日移動平均線付近まで調整している。上記の光硬化樹脂用材料の引き合いが増えて急遽増産体制に踏み切ったことを鑑みると、下期以降も高稼働が予想され、業績寄与が顕著になってくることだろう。
配信元: 達人の予想

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