新型コロナウィルスへの警戒感から上値が重い
先週末の木曜日と金曜日に米ドル/円は110円処にトライしましたが、現在はやや失速気味となっています。
明日にかけて発表される予定の米予算教書は、歳出の削減を打ち出し、3%程度の高めの経済成長が予想されています。
大統領選を年末に控える中、新型コロナウィルスの影響拡大には注意が必要ですが、予算教書の内容如何によっては、明日にかけての米ドル/円は日本時間においてはややリスクオフ地合から、リスクオンに切り替わり再度110円へのトライも期待されます。
一方、当面のサポートは、日足の一目均衡表の転換線や週足13週MAが位置する109.15前後、その下は日足の基準線や週足52週MAが位置する108.95前後と見ています。
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