トランプ大統領弾劾?
■ドル円は戻り狙い
今回のウクライナ疑惑でトランプ大統領の弾劾調査がどのように進展していくかは不透明ですが、記憶に新しいロシア疑惑の捜査ではトランプとロシアの共謀は認定されなかった前例があり、過度に反応するのは危険かもしれません。しかし、ドルを積極的に買っていける材料でもありませんので、米議会で大統領の弾劾が意識されれば局地的にドルは売られる可能性が高く、戦略としてドル円は戻りを狙っていくことになります。なお、今回の疑惑で問題となっているウクライナ大統領との電話会談の記録をトランプ大統領は本日公表するとしており、ニューヨーク時間はヘッドラインに注視しておきましょう。