8月の注目銘柄
注力中の加熱式タバコの害についてのニュースなど向かい風が吹く中、しばらくは様子見姿勢が強まる可能性があるでしょう。今後の同社株価に注目です。
■事業概要
たばこが事業の中心となっています。M&Aで海外たばこ事業を拡大しています。加熱式たばこにも注力。時価総額約4兆8,390億円。PER約11.6倍 PBR約1.6倍。
■足もとの業績
7月31日発表の2019年12月期第2四半期決算では、売上収益1兆585億49百万円(前年同期比-1.6%)、営業利益3113億26百万円(同+3.0%)、四半期利益2384億24百万円(同+9.6%)となっています。
■テクニカル分析
長期的に下落トレンドが続いており、2月21日の年初来高値2,899円をつけてから、直近7月1日には、年初来安値2,376円を更新し、その後も横ばいのまま好材料も見当たらないことから方向性に乏しい状況が続くと予想されます。
■システムトレード分析
システムトレードの検証では、同社株の8月の勝率が26.3%(5勝14敗0分)となっており、8月は株価が下がりやすい傾向が見られます。8月の投資銘柄として株価の動向を注目しておきたい銘柄です。