ソーシャルサービス事業やインキュベーション事業を展開するガイアックス<3775>は31日、Facebookが6月18日に発表した独自仮想通貨「Libra(リブラ)」を使用したオープンソースソフトウェアの開発を開始したと発表した。
同社は、仮想通貨ビットコイン(BTC)は価格変動が大きく、価値の裏付けがない点がネックとなり、決済手段として広く普及するまでに至っていない一方で、「Libra」はドルやユーロなどと一定比率で交換できるステーブルコインの一種であり、広く普及する可能性があるとしている。
ステーブルコインは、法定通貨を担保することなどにより、仮想通貨の特徴である価格変動の高さを抑え、一定期間、安定した価格を保つように作られている。加えて、非営利団体のLibra協会がLibraの運営管理をすることで、仮想通貨としての信頼性を高めようとしており、「ステーブルコインとしての仮想通貨が実現されれば、決済の利便性が格段に高まるため、広く一般に普及する可能性があると考えている」と述べている。
また、「個人が所有するモノやスキルを他人と共有する「シェアリングエコノミー」が今後より一般的になっていく」との見解を伝えており、「Libraの実用性が高まれば、ブロックチェーンに契約を書き記すスマートコントラクトを活用したアプリケーションの実用化へ向けて前進し、シェアリングエコノミーの発展にも繋がる」と考え、今回の開発に至ったと説明している。
Libraを活用したオープンソースソフトウェアの開発では、同社がアプリケーションのプロトタイプを開発し、そのソースコードを公開。世界中のエンジニアがこのソースコードを自由に利用し、プロトタイプの利用や改良版の開発を重ね、結果、Libraがより早いスピードで使いやすくなっていくという仕組みを構築するとしている。
同開発により、シェアリングエコノミー分野で、社内外から事業アイデアを募集し、事業化を支援する「スタートアップスタジオ」における新しい事業創出や、活用可能な技術の探索を進めるという。また、『「シェアリングエコノミーを支えるブロックチェーン技術」が実現する社会を目指していく』との意向を示している。
<HH>
同社は、仮想通貨ビットコイン(BTC)は価格変動が大きく、価値の裏付けがない点がネックとなり、決済手段として広く普及するまでに至っていない一方で、「Libra」はドルやユーロなどと一定比率で交換できるステーブルコインの一種であり、広く普及する可能性があるとしている。
ステーブルコインは、法定通貨を担保することなどにより、仮想通貨の特徴である価格変動の高さを抑え、一定期間、安定した価格を保つように作られている。加えて、非営利団体のLibra協会がLibraの運営管理をすることで、仮想通貨としての信頼性を高めようとしており、「ステーブルコインとしての仮想通貨が実現されれば、決済の利便性が格段に高まるため、広く一般に普及する可能性があると考えている」と述べている。
また、「個人が所有するモノやスキルを他人と共有する「シェアリングエコノミー」が今後より一般的になっていく」との見解を伝えており、「Libraの実用性が高まれば、ブロックチェーンに契約を書き記すスマートコントラクトを活用したアプリケーションの実用化へ向けて前進し、シェアリングエコノミーの発展にも繋がる」と考え、今回の開発に至ったと説明している。
Libraを活用したオープンソースソフトウェアの開発では、同社がアプリケーションのプロトタイプを開発し、そのソースコードを公開。世界中のエンジニアがこのソースコードを自由に利用し、プロトタイプの利用や改良版の開発を重ね、結果、Libraがより早いスピードで使いやすくなっていくという仕組みを構築するとしている。
同開発により、シェアリングエコノミー分野で、社内外から事業アイデアを募集し、事業化を支援する「スタートアップスタジオ」における新しい事業創出や、活用可能な技術の探索を進めるという。また、『「シェアリングエコノミーを支えるブロックチェーン技術」が実現する社会を目指していく』との意向を示している。
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