■注目銘柄:【売り】東京海上ホールディングス (8766)
6月27日以降、17日まで約380円上昇。現在高値圏を推移。再度高値更新の気配があるも、直近上昇の過熱感から、様子見姿勢が強まると判断。
■テクニカル分析
4月17日につけた年初来高値5772円に向けて再度上昇中。一時的な過熱感も25日移動平均線が75日移動平均線をかすかに上抜けしたことで、さらに上昇を支える可能性もあり。ただ、直近の5日移動平均線の角度が急であり、利益確定に押される局面にも注意が必要でしょう。短期的には上昇局面を迎え17日終値の25日移動平均線との乖離は約2.7%。まだ上昇の余地はあると判断も、いったん調整と判断
■事業概要
首位級損保企業。東京海上日動をはじめ生保、金融も展開。海外保険事業にも注力。時価総額約4兆257億円。PER約12.3倍 PBR約1.1倍。
■足もとの業績
直近発表の2019年3月期通期決算では、経常収益5兆4767億20百万円(前年同期比+1.4%)、純利益2745億79百万円(同-3.4%)となっている。