一目均衡表の三役好転近づき、もうひと伸びに期待
時価総額:44.51億円
PER:9.87倍
PBR:0.38倍
包装、印刷関連など特殊産業機械を手掛ける商社で、ナノテク製品やMEMS(微小デバイス)、3Dプリンタといった最先端機器も取扱う。商社事業だけでなく、プリフォーム事業としてペットボトル容器の製造なども手掛ける。中国をはじめアジア圏での海外拠点ネットワークも構築。
業績面では1/15に前期の本決算を発表しているが、今期見通しは増収減益で減配計画となっており、率直に言えばファンダメンタルは思わしくない。ただし、今期は長期的な成長を見据えた戦略投資等を計画しており、業績に反して新規材料には期待が持てよう。
株価は4/1の自社株買い発表以降、堅実に下値を切り上げる動きで75日移動平均線を突破。テクニカルにおいては一目均衡表の三役好転が迫り、週足の26週移動平均線ブレイクに期待がかかる。朝方の売りで底堅さが確認されれば次第に買いを集めて動意準備が進むことだろう。全体の手控え感が強まれば、かえって値が軽そうな低位株に資金が向かいやすくなることも考えられる。