【買い】カルナバイオサイエンス(4572)バイオ株物色の意欲再燃◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

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最新投稿日時:2019/04/09 08:32 - 「【買い】カルナバイオサイエンス(4572)バイオ株物色の意欲再燃◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆」(加藤あきら)

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【買い】カルナバイオサイエンス(4572)バイオ株物色の意欲再燃◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2019/04/09 08:32

バイオ株物色の意欲再燃

業種:医薬品
時価総額:112.13億円
PER: 0.00倍
PBR:12.49倍

 キナーゼ阻害薬の基礎研究・創薬研究及び開発を軸に、キナーゼタンパク質の製販や解析受託など創薬支援事業が主力。創薬へも展開を広げ、2/8に策定した新中期経営計画では複数の創薬パイプラインの導出を基本方針として掲げる。

 同社資料によれば、「がん領域において、免疫チェックポイント阻害薬の相次ぐ承認、がん種の拡大、それらに加えて免疫チェックポイント阻害薬とキナーゼ阻害薬との併用療法による治験が活発に行われており、がんを標的とした分子標的薬の研究開発は新たな段階に突入」とあり、昨年11月の導出先であるシエラ社による学会発表も含め、マイルストーン進捗に期待感を匂わせる。

 3/29に韓国においてシエラ社のCDCキナーゼ阻害薬の特許登録を発表、また創薬事業においては同3月に国立がん研究センターとの共同研究とするWntシグナル阻害剤の日本特許査定を発表しており、これに中国を加えると昨年9月の欧州を皮切りにした材料発表が続いている。

 株価は3/14の急動意の際に上値を伸ばしたが、買いが続かず調整入りを余儀なくされたが徐々に出直り色を強めるかたち。100日移動平均線を自然体で上抜け出来てくると値動きは変わってくるとみられる。他方で本日の日経新聞朝刊で紙幣刷新の方針が伝わり、1万円札は渋沢栄一、5千円札は津田梅子、そして千円札は北里柴三郎の採用が有力視されている。同社は北里生命科学研究所におけるマラリア治療薬開発とのつながりも深く、違った切り口から物色が波及してくる連想買いも面白そうだ。

11:20追記 平時より出来高を伴った上昇となっている。創薬研究への期待も大きいが、新株予約権の行使促進の株高意向とも見える。前場にゴールデンクロスも達成。
配信元: 達人の予想

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