“より上値が重い”がそれなりに存在している間は…!?

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最新投稿日時:2019/02/18 11:19 - 「“より上値が重い”がそれなりに存在している間は…!?」(武市佳史)

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“より上値が重い”がそれなりに存在している間は…!?

著者:武市佳史
投稿:2019/02/18 11:19

◆下値拡大も、底堅く推移

※ご注意:予想期間は2月19日と表示されていますが、本日(2月18日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


前日からの流れを引きずったドル円は、東京タイム中盤ならびに欧州タイム序盤に“110.25円水準”へと下値を拡大しました。
しかしながら、下値追いはそこまで…。

大きな進展が見られず、先送り(NYで継続審議)となった「米中通商協議」、「米非常事態宣言発動」と“ネガティブ要因”も台頭しましたが、その後は“底堅い”に転じました。
なお先週末発表の米経済指標は“まちまち(NY連銀製造業PMI/ミシガン大消費者態度指数は好材料、8ヶ月ぶりの減少となった鉱工業生産は悪材料)”となり、特に材料視されることはありませんでした。

◆米国休場 - 積極的な売買は“手控えられる”だろうが…?

米国市場が休場(プレジデント・デー)となる本日は、積極的な売買は“手控えられる”という可能性が高そうに思います。
そうした中で「200日移動平均線に届かず、失速」を引きずっていますので、“より上値が重い”を囃しやすく、“イメージは下方向”へと傾斜しやすいのも事実といえます。

ただ先週末にも記しました下値メドの一つ、“50日移動平均線(先週末は110.217円)”を割り込まずに戻しました。
テクニカル的には“底堅い”が期待できる局面といえ、仮に割り込んだとしてもすぐ下には“週足・一目均衡表先行スパン上限(同110.084円)”も控えています。
それでいて“株高の連鎖”は、静かながらも“復活の機運”を見え隠れさせつつあるように感じます。

本日の基本は前記「膠着」と考えますが、その上で「大きくは崩れるは期待薄」「戻り売りではなく、押し目買い」と見て、臨みたいところです。
“より上値が重い”を囃す向きが、それなりに存在している間は…。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.123(2/14高値)
上値4:111.000(大台、ピボットハイブレイクアウト)
上値3:110.791(2/14~2/15の61.8%戻し、100週移動平均線、20月移動平均線、ピボット2ndレジスタンス)
上値2:110.644(2/15高値、2/14~2/15の50%戻し、ピボット1sレジスタンス)
上値1:110.539(50週移動平均線、月足・一目均衡表先行スパン上限)
前営業日終値:110.433
下値1:110.341(日足・一目均衡表転換線)
下値2:110.255(2/15安値、ピボット1stサポート)
下値3:110.176(50日移動平均線、週足・一目均衡表先行スパン上限)
下値4:110.000(大台、ピボット2ndサポート)
下値5:109.810(1/31~2/14の50%押し、20日移動平均線、週足・一目均衡表基準線、ピボットローブレイクアウト)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:46 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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