富士急、今期最終を一転30％減益に下方修正

　富士急行 <9010> が2月6日大引け後(15:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比21.9％減の21.9億円に減った。
　併せて、通期の同利益を従来予想の28億円→18.5億円(前期は26.5億円)に33.9％下方修正し、一転して30.2％減益見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の11.1億円→1.6億円(前年同期は0.4億円)に84.9％減額し、増益率が25倍→3.8倍に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比2.5倍の5.1億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.4％→8.4％に大幅改善した。

株探ニュース