■業績動向
1. 2018年7月期の業績概要
はてな<3930>の2018年7月期の業績は売上高で前期比10.7%増の2,092百万円、営業利益で同9.2%減の319百万円、経常利益で同4.7%減の335百万円、当期純利益で同0.6%増の234百万円となった。売上高はコンテンツプラットフォームサービスの減収分をテクノロジーソリューションサービス、コンテンツマーケティングサービスの増収でカバーし、4期連続で2ケタ増収を達成した。一方、営業利益は4期ぶりの減益となったが、これはITインフラ投資や人材投資など今後の成長を見据えた先行投資費用の増加が主因となっている。期初会社計画比で見ると、売上高はコンテンツプラットフォームサービスの未達により5.2%下回ったが、人件費やITインフラ投資費用が想定を下回ったことで、営業利益は44.0%上回って着地した。なお、営業外損益が前期比で15百万円改善しているが、これは保険解約返戻金9百万円を計上したほか、為替差益が前期比4百万円増加したことによる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<HN>
1. 2018年7月期の業績概要
はてな<3930>の2018年7月期の業績は売上高で前期比10.7%増の2,092百万円、営業利益で同9.2%減の319百万円、経常利益で同4.7%減の335百万円、当期純利益で同0.6%増の234百万円となった。売上高はコンテンツプラットフォームサービスの減収分をテクノロジーソリューションサービス、コンテンツマーケティングサービスの増収でカバーし、4期連続で2ケタ増収を達成した。一方、営業利益は4期ぶりの減益となったが、これはITインフラ投資や人材投資など今後の成長を見据えた先行投資費用の増加が主因となっている。期初会社計画比で見ると、売上高はコンテンツプラットフォームサービスの未達により5.2%下回ったが、人件費やITインフラ投資費用が想定を下回ったことで、営業利益は44.0%上回って着地した。なお、営業外損益が前期比で15百万円改善しているが、これは保険解約返戻金9百万円を計上したほか、為替差益が前期比4百万円増加したことによる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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