アクロディア、今期経常を93％上方修正

　アクロディア <3823> [東証２] が7月13日大引け後(16:00)に決算を発表。18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常損益は4800万円の黒字(前年同期は3億4000万円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の2800万円の黒字→5400万円の黒字(前期は4億0100万円の赤字)に92.9％上方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常損益も従来予想の300万円の黒字→2900万円の黒字(前年同期は9700万円の赤字)に9.7倍増額した計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常損益は2300万円の黒字(前年同期は3600万円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.3％→5.6％に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第３四半期連結累計期間において、IoT野球ボール「i・Ball Technical Pitch」は国内及び海外（韓国）における新たな販路を獲得いたしました。また、JFAオフィシャルライセンスソーシャルゲーム「サッカー日本代表2020ヒーローズ」は、広告やイベント等の施策効果により好調に推移いたしました。　こうした状況をふまえ計画を見直した結果、通期連結及び個別業績において、前回の予想を上回る見通しとなっております。（注）上記の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後様々な業況の変化等により予想数値と異なる場合があります。