“頭打ち”ではなく、あくまで“ポジション調整”・・・!?

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最新投稿日時:2018/07/04 10:28 - 「“頭打ち”ではなく、あくまで“ポジション調整”・・・!?」(武市佳史)

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“頭打ち”ではなく、あくまで“ポジション調整”・・・!?

著者:武市佳史
投稿:2018/07/04 10:28

◆米国休場を控えたポジション調整 - 陰線引け

※ご注意:予想期間は7月5日と表示されていますが、本日(7月4日)の東京・欧州・NY市場の値動きを想定した記述となります。


“111円ライン”を回復、“前日高値(111.058円)”を上回る場面も見られましたが、その後は再び“110円半ば”へと値を落としました。
これを“燻るリスク回避姿勢”、さらには“NYダウ反落&米10年債利回り低下”が主な要因と見る向きもありますが、“米国休場(独立記念日)を控えたポジション調整”と見るのが自然です。

◆本日に入って、さらに下値を拡大しているが…?

“昨日安値(110.509円)”を割り込んだことで、現在はさらに下値を拡大していますが、まだ“110.30-00円”にはかなりのドル買いオーダーが展開しています。
また“110.50-60円”に設定されるオプション(6.5億ドル強、本日行使期限)を考えれば、“同水準への収斂圧力(ガンマトレード)”も期待されるところです。

◆それでも“腰を据えたポジション形成”は手控えられる・・・!?

週末には“2大リスクイベント(米雇用統計/中国輸入品への関税発動)”を控えていますので、“腰を据えたポジション形成”も手控えられる・・・?
突発的な要因でも飛び込んでこない限り、本日に関しては“様子見⇒小動き”と捉えたいところです。
その上で“200日移動平均線(本日は110.170円)”辺りまで下押すような場面でもあれば、そこは“積極的に買い拾い”で臨みたいところです。

◆ドル円 抵抗・支持ライン

上値5:111.393(5/21高値、ピボット2ndレジスタンス)
上値4:111.183(5/22高値、7/2高値)
上値3:111.000(大台、ピボット1stレジスタンス)
上値2:110.807(7/3高値後の61.8%戻し)
上値1:110.706(7/3高値後の50%戻し)
前営業日終値:110.578
下値1:110.460(6/25~7/3の38.2%押し、7/2安値)
下値2:110.374(6/29安値、、ピボット1stサポート)
下値3:110.251(6/25~7/3の50%押し、日足・一目均衡表転換線)
下値4:110.170(200日移動平均線)
下値5:110.043(6/25~7/3の61.8%押し、100/50週移動平均線、大台、ピボット2ndサポート)

※ユーロ円やユーロドルなど、他の通貨ペアの抵抗・支持ラインは〔一週間の為替市場を分析!マーケット・チェックWebセミナー〕にて公開中。

11:51 ドル円 抵抗・支持ライン追加
武市佳史
株式会社マネーパートナーズ チーフアナリスト
配信元: 達人の予想

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