■株主還元策
プラザクリエイト本社<7502>は株主還元について配当によることを基本としている。公約配当性向の定めはないが、過去の推移を見ると配当性向30%を1つの目安としていることが読み取れる。しかし、ここ数年は同社の構造改革で利益水準が大きく低下し、配当性向ではなく配当の安定性の見地から、配当額が決定される状況となっている。
2018年3月期については、従来からの予想どおり、前期比横ばいの7円の配当が決定されている。また、2019年3月期についても横ばいの7円配の配当予想が公表されている。継続的・安定的な配当を重視する同社の基本スタンスと、新たな成長ビジネスであるオンライン事業における資金ニーズとのバランスを取った、妥当な判断だと弊社では考えている。
■情報セキュリティ
不要な情報を持たないことと、社員教育の充実の2つを徹底
同社の事業モデルでは、画像データや年賀状の印刷に際しての個人名や住所等の個人情報が多数集まる。これらの顧客関連情報の管理や情報セキュリティに対して、同社は非常に高い意識と厳格な社内体制で臨んでいる。具体的には、顧客関連のデータは社内に蓄積しないことを原則としており、使用済みのものは速やかな廃棄を徹底している。また、情報セキュリティの最良の対策は社員教育に尽きるとの理念のもと、そこに注力している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
<MH>
プラザクリエイト本社<7502>は株主還元について配当によることを基本としている。公約配当性向の定めはないが、過去の推移を見ると配当性向30%を1つの目安としていることが読み取れる。しかし、ここ数年は同社の構造改革で利益水準が大きく低下し、配当性向ではなく配当の安定性の見地から、配当額が決定される状況となっている。
2018年3月期については、従来からの予想どおり、前期比横ばいの7円の配当が決定されている。また、2019年3月期についても横ばいの7円配の配当予想が公表されている。継続的・安定的な配当を重視する同社の基本スタンスと、新たな成長ビジネスであるオンライン事業における資金ニーズとのバランスを取った、妥当な判断だと弊社では考えている。
■情報セキュリティ
不要な情報を持たないことと、社員教育の充実の2つを徹底
同社の事業モデルでは、画像データや年賀状の印刷に際しての個人名や住所等の個人情報が多数集まる。これらの顧客関連情報の管理や情報セキュリティに対して、同社は非常に高い意識と厳格な社内体制で臨んでいる。具体的には、顧客関連のデータは社内に蓄積しないことを原則としており、使用済みのものは速やかな廃棄を徹底している。また、情報セキュリティの最良の対策は社員教育に尽きるとの理念のもと、そこに注力している。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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