＜動意株・２０日＞（前引け）＝ピープル、プラップジャパン、マーチャント

　ピープル<7865.T>＝急伸。同社は１９日の取引終了後、１１月度（１０月２１日～１１月２０日）の月次売上高を発表、海外販売を含む売上高が前年同月比７．６％増の６億１７８４万円となったことが好感されている。玩具部門では、定番品の「やりたい放題ＢＩＧ版」や「ピタゴラスシリーズ」、「お人形シリーズの道具類」などで出荷を促進している。

　プラップジャパン<2449.T>＝大幅高で３日続伸。同社は１９日の取引終了後、東京大学大学院情報理工学系研究科・山崎研究室と共同で、人工知能（ＡＩ）による「記者会見」の評価を診断する研究を１月から開始すると発表しており、今後の開発への関心から物色人気が高まっている。同研究は、企業や団体が行う記者会見や新製品発表会、アナリスト向けＩＲ説明会など会見の印象解析・数値化に関するもの。

　マーチャント・バンカーズ<3121.T>＝急反騰。同社は１９日の取引終了後、少子高齢化社会に対応した福祉・医療機器の研究開発を行うイデアクエスト（東京都大田区）の株式取得を検討していると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。先月に株式を取得したＩＶホールディングス（東京都千代田区）に続き、介護ロボット事業の拡大の一環として株式取得を検討している。イデアクエストは慶応義塾大学発のベンチャーで、非接触・無拘束ベッド見守りシステム「ＯＷＬ　ＳＩＧＨＴ（アウルサイト）」が主力。

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出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）