インフレ警戒を強めればドル高へ・・・・・
NY時間に入ると、米PPI、鉱工業生産が相次いで予想を下回った為、米国債利回りが一段と低下し、ドル円も109円台前半に押し戻されて、東京時間に帰って来ました。
東京時間には米株安も影響してドル売り先行となり、108.55円付近まで下げ幅を拡大。しかし、日銀が固定金利での国債買入オペを通知し、長期金利の低下を図った為、ドル円は109円台を回復しました。
今夜は、イェレンFRB議長の議会証言とCPIの発表が注目されます。CPIが強く、イェレン議長が今後のインフレ動向に警戒的な見解を示すと、米長期金利とともにドルも一段高に移行しそうです。