じろちゃんさんのブログ
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再び
前場日経平均は-541円8980円と節目の9000円を割り込み大幅安。
昨日25日線を越えてきたところを「売りの急所」と見て日経225(1320)を空売っておいたのは正解だった。
予想に狂いがなければ日経平均は来週末のSQに向け10/30に空けた窓8211.90~8269.71を埋め心理的節目の8000円を試しにいくと考えている。
そのシナリオに沿うなら持ち株を処分しておく必要があり、昨日より下げた場面ではあるが、見込み違いで買値に届くことなく含み損を抱えていた銘柄を見切り売り。
日経平均7000円割れの一番の安値の時に売らなかったのは救いと自分を慰める。
最近の上げからスピード調整と見ている向きも多いかと思うが、結果的に昨日が戻り天井と判断しているので買いを入れるつもりはない。
昨日のNYはADP雇用者数やISM非製造景況指数が事前予想より大幅に悪化したにも関わらず、ダウは途中まで-100ドル前後で推移していたが、引けにかけて一気に急落し-486ドル安で終了。
最近の上げ相場は底入れというよりも大統領選までのPKO(株価維持策)によるものが大きかったと思う。
世界的にリーマンショック後に歴史的大暴落が起きたわけだが、暴落の後に来るのは実体経済の悪化、最悪のシナリオは恐慌であることを忘れてはいけない。
カギを握る米国は新しい大統領が決まっただけで実体経済の悪化を食い止め、改善させる政策はまだ何ら決まっていない。
しかも新大統領の就任は来年1月20日であり、その間死に体にあるブッシュ政権下では効果的な景気刺激策は打てないだろう。
アジア市場も軒並み大きく下げて始まっている。米国をはじめ大きな下げを伴う「催促相場」が再開された確率は高いのではないか。
(前場のトレード)
売り:三菱UFJ(8306)、FS(2159)、アクロデア(3823)、日本風力開発(2766)
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