市 場 終 値 前日比 出来高(万) 値上・値下 新高・安値
日経平均 28140.28 -90.33 ( 111180 ) 東証1部 608 /1491 25 / 74
225先物 28140.00 +50.00 ( 29899 ) 東証2部 109 / 268 6 / 13
T O P I X 1973.83 -8.85 JASDAQ 167 / 395 7 / 25
東1単純 2394.69 -11.02
東2単純 1383.23 -6.71 ( 15611 )
NYダウ 34378.34 -117.72 (10月12日) 米国10年国債利回り 1.573 %
JQ平均 3962.78 -12.56 ( 6743 ) 国債指標銘柄利回り 0.085 %
13日の市場は日経平均が続落。終値は前日比90円安の2万8140円だっ
た。米国株が安く帰ってきたことから序盤は230円超の下げと下振れしたが、
売り一巡後は押し目買いが勝り、一転して100円を超える上げに転じていた。
しかし、IMFによる日本の成長率予想の引き下げや8月の機械受注の下振れ
などが響き指数は再びマイナスへ。
足元で進む資源・エネルギー高が今後の経済の足をどの程度引っ張るのか、こ
ちらへの懸念が当面の上値抑制要因となりそうだ。
昨日の米国市場は注目の経済指標発表を前に様子見気分が強まりダウ平均は
続落した。米国では13日に9月の消費者物価指数とFOMCの議事要旨(9
月分)が発表される。前者は足元のインフレの状況が、後者は金融当局がそれ
に対してどのようなスタンスで臨むのか、今の相場にとって重要な事柄が判明
する。また、主要企業の7-9月決算もありボラティリティは上がりやすい。
手が出しにくい状況だが目先の売りも出尽くしているため下振れはあっても一
時的との予想もある。
さて、東京市場は日経平均が上下に振れながらも終値で2万8000円台を
維持する1日に。新型コロナの新規感染者数が急減していることから経済活動
活発化を期待する動きもあるようだが、それ以上にインフレへの警戒感が出て
いるのが現状だろう。岸田内閣に対する期待は一巡しており国内発の材料は当
面なし。2万8000円台でもみあう相場が続きそうな雰囲気だ。
< 曜日別市場デ-タ >
水曜日:「ニ市場合計信用買い残・売り残金額 」(10/08の週の分)
日 付 <買い残> <売り残>
09/10 3兆2596億円(▲ 170億円) 8590億円(△ 625億円)
09/17 3兆3034億円(△ 438億円) 9207億円(△ 617億円)
09/24 3兆2998億円(▲ 36億円) 9277億円(△ 70億円)
10/01 3兆5365億円(△2367億円) 7029億円(▲2248億円)
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10/08 3兆5140億円(▲ 225億円) 7033億円(△ 4億円)
<直近買い残ピーク> <直近売り残ピーク>
18'03/23 3兆6759億円 07'02/23 1兆7035億円
先週の日経平均は米国のインフレ懸念を中心とした不安材料に押されて2週
連続で大きく下落した。一時は2万8000円台を深く割り込むなど9月の上
昇をほぼ帳消しにする場面まであった。この週は下げのスピードに戸惑う中で
個人は信用買いをやや手じまいし、信用売りをわずかに増やす動きにとどまっ
た。