短期底打ち

[じろちゃんさん]

金曜日の世界の株式市場は矢継ぎ早に出された米国の金融不安対策、空売り規制などを好感し短期底打ちの様相を示した。
日経平均+3.76%、香港+9.61%、上海+9.46%、英国+8.84%、そしてＮＹ+3.35%。

ＣＭＥ225は12475、週末に新たに悪材料が出なければ金曜終値11920に対し+550となる。
ＳＱ値12295、２５日線12517が戻りの節目となる。火曜日が休日のため両値の中間値で収まりそうだ。

ここから買うのか売るのかだが、市場のｾﾝﾁﾒﾝﾄは好転したが中長期トレンドは「戻り売り」。
結果的に9/18の買いが一番の正解だったわけであり、出遅れた人は買いたくなる場面だが、高く始まるであろう月曜の買いは高値掴みとなるリスクが高い。

しかしながら、短期底打ちにより3/17から6/19まで「戻り」があったように、12月頭までは「買い」で取れる可能性の方が高い。
解散総選挙、米大統領選などの大きなイベントもあり、新しい政権、指導者の誕生はいい意味の「刺激」を与えてくれる期待もある。