結局、当初期待されてた内容とは程遠い内容の発表でしたね。
1株当たりの損益は市場予想を大幅に上回り、配当も大幅減配。しかも資本拡充のための増資については再建策では触れてなかったときたもんだ!
おまけに韓国の銀行との交渉も事実上決裂。
ここまで悪材料が一気に揃うと逆にスッキリするね。ホンマ。
今回わざわざ前倒しして発表した狙いはまさにそこにあったんだろうな。
さすがリーマン・ブラザース。なかなかしたたかな戦術ですな。
あとは国の資金(税金)投入を待つだけってか。
実際問題、資本拡充のアテがない以上、モラル・ハザードと何と言われようと、ブッシュ政権の間にやっておいて欲しい最後の仕事だね。
でなきゃ、この金融不安は出口が見えん。
以下、参考~
米証券大手リーマン・ブラザーズは10日、第3・四半期(6-8月)の純損益が39億ドル(約4200億円)の赤字になるとの見通しを明らかにした。赤字決算は2・四半期連続。住宅ローンや商業不動産関連投資などで78億ドル(約8300億円)の評価損を計上したことが響いた。第2・四半期は28億ドルの赤字だった。
1株当たり損益は5.92ドルの赤字となり、市場予想の3.35ドルの赤字(トムソンファイナンシャル調べ)を大幅に上回った。これを受け、同社はリスクを伴う住宅ローン債権や商業不動産、その他流動性の乏しい資産への関連投資を大幅に圧縮する再建策を発表。さらに年間配当も1株当たり0.68ドルから0.05ドルに大幅減配するとしたが、資本拡充のための増資については再建策では触れなかった。【時事通信】(2008/09/10-23:17)
2件のコメントがあります
1~2件 / 全2件
もちろん、モラルから言えば許されるべきではありません。
また、資本拡充出来ないなら退散するのが資本主義の観点からも当然です。
例え150年の歴史があるリーマン・ブラザーズといえども例外ではないと思います。
ただ、破綻した場合の影響が計り知れないというのがあるわけで、下手をすると金融恐慌を招く恐れもあるのです。
そうならない為にも政府の介入が必要になる時があると思います。
もし仮に恐慌になれば市場は吹っ飛びます。
ですから今回の事も最終的には政府がどう判断するか、すなわち天秤にかけるのではないでしょうか?
モラルを犯すリスクと恐慌を招くリスク、どちらを取るか。
う~~ん。難しい。。。でも恐慌を招くよりかは・・・・
ま、これらはあくまで個人的な見解ですから、、。
実際、これまでリーマンは何度も自力で立ち上がってきてるらしいですから、今回も良いスポンサーを探してくれるのを願ってます。
また、資本拡充出来ないなら退散するのが資本主義の観点からも当然です。
例え150年の歴史があるリーマン・ブラザーズといえども例外ではないと思います。
ただ、破綻した場合の影響が計り知れないというのがあるわけで、下手をすると金融恐慌を招く恐れもあるのです。
そうならない為にも政府の介入が必要になる時があると思います。
もし仮に恐慌になれば市場は吹っ飛びます。
ですから今回の事も最終的には政府がどう判断するか、すなわち天秤にかけるのではないでしょうか?
モラルを犯すリスクと恐慌を招くリスク、どちらを取るか。
う~~ん。難しい。。。でも恐慌を招くよりかは・・・・
ま、これらはあくまで個人的な見解ですから、、。
実際、これまでリーマンは何度も自力で立ち上がってきてるらしいですから、今回も良いスポンサーを探してくれるのを願ってます。
どこまでも現状認識が悪い会社でしょうか?
資本増強できないままでいれば退場せざるをえないです。
まだあきらめきれないのでしょうか?
政府の資金投入はありえないでしょう。
モラルから行くと許せません。違っているでしょうか?
資本増強できないままでいれば退場せざるをえないです。
まだあきらめきれないのでしょうか?
政府の資金投入はありえないでしょう。
モラルから行くと許せません。違っているでしょうか?