花王が中期経営計画で2030年に売上高７割増の2.5兆円へ

[TAROSSAさん]

花王は中期経営計画を発表し、2030年までに売上高を2015年比７割増の２兆5000億円にするとともに、営業利益率を2015年の11.2％から17％に引き上げ、海外売上比率も現在の35％から40％に高めるそうです。

グローバルに存在感を示し、売上高で現在の世界７位から５位以内に入ることを目指すそうです。

 

まず、2020年までに主力の衣料用洗剤、洗顔料、紙おむつの各分野で売上高が1000億円を超える「メガブランド」を育て、国内外で展開する主力商品として認知度を高めるようです。

特に現在好調な中国や東南アジアでの売り上げを伸ばし、米プロクター・アンド・ギャンブル（Ｐ＆Ｇ）や英蘭ユニリーバなどに対抗するそうです。

 

カネボウの買収後、苦戦してきた化粧品ではブランドの刷新や新商品の投入で2020年までに売上高3000億円、営業利益率10％を目指すそうです。

 

新事業やＭ＆Ａ（合併・買収）も検討し、経営計画を推進するためのプロジェクトチームも設け、画期的な新商品の開発につなげるそうです。

 

また2020年には売上高の年平均成長率を５％にし、営業利益率15％とする目標も掲げたそうです。

 

まだ先のことではありますが、目標が達成できるといいですね。

 

4452：5,353円