経営不振により、自力で戦略事業への投資資金を調達するのが難しいためで、支援額が1000億円規模に膨らむ可能性もあり、今月下旬に正式決定する見通しとのことです。
モノのインターネット(IoT)が急速に普及する中、革新機構は「(今後の事業で)ディスプレーがカギとなる」(幹部)と判断して金融支援に踏み切り、新型液晶の開発や次世代ディスプレーとされる有機EL(エレクトロルミネッセンス)の量産化などでJDIの取り組みを加速させるようです。
革新機構は、JDIの発行する返済順位の低い劣後債を引き受ける案を軸に金融支援を検討しており、同社は革新機構の支援で信用力を高め、銀行の融資も受けたい考えのようです。
JDIは、収益の柱となるスマートフォン向け液晶の販売不振で業績が悪化し、純損益は2016年3月期まで2期連続で赤字に陥り、9月中間決算も167億円の赤字だったそうです。
これで立ち直れればいいんですが...
6740:298円